2020.04.28
【静岡インター店】お着物の柄に込められた意味とは?パート①
こんにちは!静岡市の新川にございます、ガーネット静岡インター店でございます!
お振袖のパンフレットがたくさん届いて、成人式には「どんな振袖がいいかな?」と考えている方も多い時期ではないでしょうか?
そこで今回はお振袖の柄についてご紹介します(^^)
【牡丹(ぼたん)】
高貴さ、富貴さ、美しさ
牡丹はその豪華な見た目から、富貴の象徴とされてきました。
また覇者の徴とされ武士に好まれ、鎌倉時代以降には武具甲冑を飾るモチーフとして用いられました。
室町時代末期になると障壁画、彫刻などのモチーフとしても用いられるようになりました。
江戸時代に牡丹人気に火がつき、観賞用の品種が多く作られました。
【蝶(ちょう)】
健やかな成長・夫婦円満
蝶は芋虫からさなぎ、そして美しい成虫の蝶へと成長していきます。
このような蝶の華やかな変容から、健やかな女性の成長を表している柄です。
また、蝶は産卵期を迎えるとつがいで仲睦まじい姿から、夫婦円満を表す吉祥文様としてもつかわれます!
さなぎを経て美しい蝶となって舞い上がる様が不死不滅の象徴だとされたとのことです。
このことから、長生きできますようにという意味を込めてこのような文様は使われ出したとも言われています。
【矢絣(やがすり)】
出戻りしない
矢の羽をモチーフにした文様です。
矢は一度放たれると戻ってこないことから、結婚の際の縁起柄とされており、江戸時代には嫁入り道具に矢絣の着物を持たせると言った風習がありました。
【鞠(マリ)】
穏やかで平和な日々を祈る
平安時代、まだ幼いうちにお嫁入りするお姫様を思う御殿女中たちが
嫁ぎ先で一人でも遊べるようにと持たせたのがはじまりです。
着物の糸をほどき、毬に巻いて美しい刺繍を施した事で
遊び道具から装飾品として変化し、日本古来の伝統工芸となりました。
【麻の葉(あさのは)】
強い魔除け・厄除け
古来から麻は魔除けや厄除けとして、お祭りごとや赤ちゃんの産着に使われる風習がありました。
この麻の葉がいくつも重ねられていることから、魔除け・厄除けの意味をより強く表しているといわれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしたでしょうか?
意味を調べてみると面白いですよね(^^)
着物の柄にはこのほかにもいろいろな意味があったりします☆彡
もっと他の柄の意味も知りたい!という方は、パート2もございますので
こちらを↓ご覧ください♡